太陽6話 不思議への招待

心待ちにしていた夜が訪れ、窓の外にオレンジや紫の光が灯り始める…-。

ティンプラ「では、行きましょうか」

〇〇「はい」

ティンプラさんに手を引かれ、ドアの方へと歩みを進める。

すると彼がドアノブに手を伸ばした瞬間、昨日のことが頭をよぎり……私は思わず足を止めてしまった。

ティンプラ「どうかしましたか?」

〇〇「実は昨日ここを出る時、わくわくしていたんです。どんな不思議なことが起こるんだろうって。 でも今は、あの時以上かもしれません」

ティンプラ「〇〇……」

繋いだティンプラさんの手に、柔らかく力が込められる。

ティンプラ「すみません。動力回路が、誤作動を起こしているようです。 キミが期待してくれていると思ったら、こうしたくなって……」

〇〇「ティンプラさん……」

私はティンプラさんの手を、ぎゅっと握り返す。

寄り添いながら収穫祭へと向かう私達の間には、温かな幸せが溢れていた…-。

<<第5話||太陽7話>>