太陽6話 彼の待ち合わせ

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ウィル『お礼に……そうだ、明日は二人っきりで過ごそう!』

ウィル『もちろん! 素敵な思い出を持ち帰ってもらわなくちゃね』』

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その翌日…-。

私はウィルさんとの待ち合わせ場所へとやってきた。

先に来ていたのか、ウィルさんが私を見つけて手を振る。

ウィル「〇〇!」

〇〇「ウィルさん。お待たせしました」

ウィル「いいえ、こちらこそ。よく来てくれたね」

ウィルさんは冗談めかして恭しくお辞儀をする。

それにならうように、私もお辞儀を返した。

そのやり取りがどこかおかしくて、私達はどちらからともなく笑い出してしまった。

ウィル「昨日は本当にありがとう。君がいてくれて助かった」

〇〇「……私の意見で大丈夫だったんですか?」

ウィル「?」

〇〇「素人の意見で、お役に立てたのか心配になってしまって」

ウィルさんが私を見つめ、瞳を細める。

ウィル「同じ色を見ていても、その色に対する感じ方は皆違うだろう? 今回の作品は、君の色を混ぜてみたかったんだ」

〇〇「私の色……?」

ウィル「なんせ……僕は、君の表情が大好きだからね」

(どういうことなんだろう?)

ウィルさんの言いたいことがわからなくて、私は、ただウィルさんの瞳を見つめ返すことしかできなかった…-。

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