その夜・・・・ー。
城に戻った私は、窓辺でセフィルさんと肩を並べている。
(楽しかったな・・・・)
セフィル「○○様・・・・」
そっと私の肩を抱き寄せると、私の耳元にささやきかける。
セフィル「はじめて、国民の前で心から笑えた。 あなたが、ありのままの私を受け入れてくれたからです」
○○「いえ、そんな・・・・」
微笑むその眼差しがあまりにも優しくて、目を逸らせない。
セフィル「貴女に出会えて、よかった・・・・」
その瞳がゆっくりと近づいて・・・・私はそっと、瞳を閉じる。
(私・・・・も・・・・)
その言葉はセフィルさんの唇に塞がれて
私の胸の奥深くを、甘いしびれで覆っていった・・・・ー。