太陽5話 すれ違う気持ち

夜の街にリドとお忍びで遊びに行った、その翌日…-。

(昨日は、楽しかったな……)

昨晩のことを思い出しながら、廊下を歩いているとリドの姿が見えた。

〇〇「あっリド! 昨日はありがとう!」

元気よく声をかけたけれど……

リド「ああ……」

いつもの明るい声とは違う、そっけない返事が返ってくる。

〇〇「どうしたの? 具合でも悪い……?」

リド「いや……ごめんな、もうすぐ公務の時間だから」

そう言って、リドは足早に私の前から立ち去って行った。

(リド……?)

カラン「〇〇様」

突然の声に振り返ると、カランさんが真剣な顔つきで立っていた。

〇〇「カランさん……おはようございます」

カラン「貴女に……お話が」

〇〇「どうかされましたか……?」

大きく息を吸い込んだカランさんの瞳が、真っ直ぐに私を見つめる。

カラン「〇〇様……私とお付き合いをしていただけませんか」

〇〇「えっ……」

突然の言葉に、私は目をまばたかせることしかできなかった…-。

<<第4話||太陽最終話>>