第3話 似ているけど違う学校

今の状況がまったくわからない私と零さんは、お互いに学校のことを説明することになった・・・・。

○○「・・・・という学園なんです」

一通り説明し終えた私を見て、零さんは感慨深そうに頷いた。

朔間零「専門性の高い知識、マナーや協調性を身につけることを目的とした学園でもあり。 魔術や魔法を使える生徒もいて、魔術についての研究や結果を展示することもあるのじゃな。 なんと言うか、とんでもない学園じゃのう。まぁ、夢ノ咲学院も基本はメモワール学園と同じじゃな。 アイドル育成に特化しているとはいえ、勉学を疎かにしていい訳ではないからのう」

(アイドル・・・・)

零さんから話を聞いて、私は・・・・。

○○「零さんもアイドルなんですか?」

私の質問に、零さんは首を縦に振った。

朔間零「うむ。とはいえ、道半ばじゃよ。芸能界は生き馬の目を抜くような世界じゃからのう。 しかしまぁ、我輩も現実離れした存在だとは思っておったが。 よもや魔法や魔術のある世界に来てしまうとは・・・・ほんに人生、何が起こるかわからんのう。 ともかく、どうやら我輩は異世界にきてしまったようじゃ、何とか元の世界に戻る方法を考えねばのう」

日差しが本当に苦手なのか、弱りきった様子の零さんに、私は・・・・ー。

○○「私もお手伝いします」

朔間零「いいのかえ?」

○○「はい!」

大きく頷いた私を見て、零さんは嬉しそうに目を細めたのだった・・・・ー。

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