第1話 贅沢な時間

青く晴れた空の下、心地よい潮風が頬を撫でていく…―。

ダグラス「空と海が混ざる場所……か。言い伝え通り、本当に特別な島だね」

○○「はい。こんな綺麗な島、見たことないです」

コライユくんが見つけた手がかりを元に、私達は伝説の島・シエルマーリンにたどり着いた。

(本当に、不思議な青の世界)

遠く広がる海と空の美しさに、思わずため息が漏れる。

ダグラス「こんな場所で君とデートできるなんて、随分贅沢な時間だ」

微笑むダグラスさんに、私は照れながら笑みを返す。

(デート……)

特別なこの島で彼と過ごせることが嬉しくて、自然と頬が緩んだ。

ダグラス「ははっ……本当にかわいいな、君は」

○○「え……?」

ダグラス「そんな笑顔を見せてくれるってことは、君も俺といるのが嬉しいって感じてくれてるのかい?」

からかうように顔を覗き込まれ、言葉に詰まる。

○○「それは…―」

すべてを見通したような瞳に、私は誤魔化す言葉を見つけられず……

○○「はい」

熱い頬を自覚しながら頷くことしかできないのだった…―。

第2話>>



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