月5話 いつも一緒!

シリウス「おい、〇〇。オレ面白い遊び、考えたんだぜ」

今日も、シリウスの明るい声と笑顔が中庭で弾ける。

街でのあの事件があってから、シリウスは私に心を開いてくれるようになった。

〇〇「でもシリウス。毎日、私の相手ばかりして大丈夫?」

シリウス「大丈夫に決まってんだろ。オレはアンタを守るって決めたんだからな! 男は女を守る! 強い奴は弱い奴を守る! 当たり前だろ」

胸を張って自信たっぷりに言うシリウスを見ていると、いつもそれ以上言えなくなる。

シリウス「それにさ。アンタと離れてると、そわそわして、どうしても落ち着かねえんだよ」

〇〇「シリウス……」

真剣に、切なげな目で訴えられ、きゅっと胸が締めつけられた。

その時…-。

侍従「〇〇様。陛下がお呼びでございます」

シリウス「あ、じゃあオレも一緒に」

侍従「申し訳ございません。お一人で、とのことでして」

シリウス「ふうん……わかったよ、じゃあまた後でな」

〇〇「うん」

(国王様、何の用事かな?)

私は久しぶりにシリウスと離れ、国王様のもとへと向かった…-。

<<太陽SS||月最終話>>



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