月6話 気がかり

異能力の込められた駒を受け取り、チームメイトの元へ戻ろうとする間も、カノエさんは険しい顔つきのままで……

〇〇「カノエさん、どうしたんですか?もしかして何か気になることでも……?」

カノエ「……いや、なんでもない」

否定はされたものの、少し返事が遅れてたことがまた気にかかる。

(カノエさん、また……一人で抱え込もうとしている……?)

(それじゃあ、前と同じ……私じゃ力になれないのかな?)

そう思うと、寂しさを感じて胸が痛んだ。

カノエ「大丈夫だ。ちゃんと作戦を立てれば問題ない。 あいつらが待ってる。行こう」

私を気遣うように、カノエさんが珍しいぼど朗らかな笑みを浮かべた。

それが余計に何かを隠されているように感じられて、胸の不安が煽られるのだった…―。

<<太陽SS||月7話>>



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