月6話 違和感

吹き付ける風の音に混ざり、耳元で鈴を転がすような女性の声が聞こえる…―。

??「ああ、いい……。 ……いい思いをさせてあげる」

(この声は……?)

不意に風が止み、顔を上げると……

ヒノト「○○……大丈夫?」

不安げに眉を寄せ、ヒノトさんが私の顔を覗き込んでいた。

○○「私は大丈夫です……ヒノトさんは?」

そう問いかけると……

ヒノトさんは、もう一度私をきつく抱きしめた。

ヒノト「よかった……君を傷つけなくて」

(ヒノトさん……?)

耳元で聞こえたヒノトさんの声に、なぜかぞくりと肌が粟立つのを感じていた…―。

<<太陽SS||月7話>>



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