月7話 街に迫る野盗

部下2「ゲイリー様! ゲイリー様、また野盗が……!」

焦った様子で駆け寄ってきた、部下の人の言葉に、ゲイリーさんが眉をひそめる。

ゲイリー「……またか」

〇〇「ゲイリーさん、また行くんですか?」

ゲイリー「ああ。困っている人達を放ってはおけない。 少しでも治安を良くしていかなければ……」

言いながら、ゲイリーさんが悔しそうに表情を歪めた。

〇〇「じゃあ、私も…―」

ゲイリー「いや、大丈夫だ。森に出る野盗くらいなら…―」

そこまで言って、ゲイリーさんは言葉を止めた。

(呪いも、問題ないって言いたいの……?)

でも、と食い下がろうとしたところで、ゲイリーさんは颯爽と馬にまたがった。

ゲイリー「小屋の中で待っていろ。すぐに戻る」

〇〇「あ……」

ゲイリーさんは、止める間もなく行ってしまい、

森にはただ、静寂が訪れていた…―。

<<太陽SS||月8話>>



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