月6話 求める答え

アヴィ「なあ……俺は、お前にとってどんな存在なんだ?」

真剣な眼差しが、私にまっすぐに注がれている。

(私にとって……)

アヴィ「……教えてくれよ」

〇〇「アヴィ……」

ずっと、彼といることが当たり前になっていた。

改めて問われたことに、必死に正しい言葉を探す。

(アヴィはずっと私と一緒にいてくれて、私を守ってくれて……)

(一緒にいられると嬉しくて)

答えを待つように、アヴィは考え込む私を見つめている。

(だから……今度は、アヴィの笑顔を守りたい)

〇〇「……アヴィのこと、大切だって思ってる。 アヴィには……笑っていてほしいって」

想いをたどりながら、言葉を紡ぐと…-。

アヴィ「……それだけか?」

〇〇「え……?」

そのつぶやきに、私は目を瞬かせる。

けれど言ったことを恥じているのか、アヴィはすぐに私から視線を逸らした。

アヴィ「駄目だな、俺。 お前のことが、好きすぎて……独占したくなる」

もう一度視線が重なったかと思うと……彼は私を引き寄せ、うなだれるように肩に額を乗せた。

(アヴィ……)

アヴィの心を知りたいのに……

傍で揺れる赤い髪が、彼の表情を隠していた…-。

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