
「 時計が託す伝言 」一覧


月SS 触れ合える喜び
夕陽が辺りをオレンジ色に染め上げる中、僕の前には一人の女性が立っていた。 〇〇「これ……本当は大切にしているものですよね?」 彼女の手に...

月最終話 未来を見据え
過去のアピスさんは、城近くの森へと歩いて行く。 (どこまで行くんだろう) そして茂みの多い森深くまで足を運ぶと、立ち止まった。 少年ア...

月7話 過去の彼
美しいフルートの音色をたどっていくと、そこには大勢の人達が集まっていた。 (何かのパーティなのかな?) 演奏が終わると、いっせいに拍手が...

月6話 光に包まれて
複雑な彼の心中に思いが溢れ、私は彼を抱きしめる…-。 アピス「……どうかした?」 すぐ傍で声が聞こえて、はっと意識を取り戻す。 (いけ...

太陽SS 君がくれた変化
息が詰まりそうなほど、重苦しい雰囲気を醸し出す軍事施設の中…… 僕はアベーテルで製造された武器を見つめながら、どうしようもないやるせなさに...

太陽最終話 共に歩む未来
軍事施設を出た頃には、すっかり陽が傾いていた。 空が茜色に染まり、地面に長い影を作る。 アピス「……」 アピスさんは、先ほどからずっと...

太陽7話 武器の使い方
―――――― アピス『過ぎたことで悩んでも仕方ないと思っていたけど……いつまでも目を逸らしていられない、か。 〇〇、頼みたいことがある』 ...

太陽6話 守ってあげたい
少しでも彼の心に寄り添いたくて、私は思わずアピスさんを抱きしめていた…-。 アピス「……!」 アピスさんの体が、微かに震える。 (いけ...

第5話 彼の後悔
夜の帳が下り、空には無数の星々が煌めいている…-。 パーティを終えた後、私はアピスさんと夜の街を歩いていた。 (ダンス、楽しかったな……...