太陽6話 明日からの時間

滞在先である城内では、来賓の方達が各々の時間を過ごしていた。

桃の花の美しさを思い出しながら、私は改めて砕牙さんにお礼を言う。

○○「今日はありがとうございました」

砕牙「長い間付き合わせてすまなかった」

○○「いえ、そんなことはありません。あんなに綺麗な場所に連れて行ってもらえて……。 本当に楽しい時間でした」

(それに、砕牙さんの本音を知ることができて嬉しかった……)

砕牙さんの慈しむような眼差しが、私に落とされる。

砕牙「ならばよかった……うぬに、とびきりおいしい百福の桃を贈ろう」

○○「楽しみにしています」

砕牙「そして、宴も共に過ごそうぞ」

○○「はい」

二人の約束が増えていき、くすぐったい気持ちになる。

明日からの時間を思うと、自然と胸が高鳴っていった…―。

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