太陽6話 もう、誤魔化さない

木漏れ日の中を、ミヤと並んで足早に歩く。
城の近くまでたどり着いた時、ミヤが不意に立ち止まり口を開いた。

ミヤ「ありがとね、◯◯ちゃん」

◯◯「え……?」

顔を見ると、ミヤは照れくさそうに微笑んだ。

ミヤ「◯◯ちゃんといるとさ。 つい素のオレが出ちゃうんだよね」

(ミヤ……)

その言葉に胸が微かに音を立て、そっと深呼吸をする。

ミヤ「どうしたの? さっきの怖かった?」

◯◯「ううん……! なんでもないよ」

ミヤ「そっか」

そう言うとミヤは一瞬目を閉じた。

ミヤ「オレ、もう自分を誤魔化したりしないよ。 頑張ってみるから」

力強くそう言うミヤの太陽のような笑顔に、抑えようとした鼓動がまた高鳴り出したのだった…ー。

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