太陽6話 鳴り響く鼓動

ジョシュア「礼も立場も何もかも忘れて……君をここで、オレだけのものにしたい」

全身を震わせるように、鼓動が大きく鳴り響いている…-。

ジョシュア「〇〇……」

名前を呼ばれると共に、彼の吐息が頬にかかった。

熱を帯びたジョシュアさんの顔が、だんだんと近づいてくる……

〇〇「……っ」

ぎゅっと目を閉じた瞬間、まぶたの裏の影が遠ざかった。

(え……?)

ゆっくりと目を開くと……

ジョシュア「……」

ジョシュアさんが私から顔を離し、苦しげに表情を歪めていた。

ジョシュア「オレは……最低な男だな」

〇〇「そんな…-」

ジョシュア「〇〇……」

ジョシュアさんの手が再度、ゆっくりと伸ばされて……

そのまま優しく抱きしめ、髪を柔らかに撫でてくれた。

ジョシュア「ごめんね。もう何もしないから」

彼の胸に顔を埋めると、少し速い鼓動が聞こえてきたのだった…-。

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