太陽9話 対面

ゲイリーさんと一緒に、彼の継母がいるという場所へやってくると…―。

そこはとてもおどろおどろしく、不気味な場所だった。

ゲイリー「俺の傍から離れるな」

○○「は、はい」

および腰になってしまいながら歩いていると……

??「来ると思っていたよ」

○○「っ!?」

ゲイリー「……どこにいる?」

どこからともなく、しわがれた声が聞こえてきて、私達は辺りを見回した。

すると、いつの間にか目の前に、一人の女性が立っている。

○○「もしかして……」

ゲイリー「ああ、あの人が継母だ」

継母「私の紹介を、どうもありがとう。こんなにかわいらしいお嬢さんと一緒だなんてね」

ゲイリー「彼女は関係ない」

ゲイリーさんが私をかばうように、静かに前に歩み出る。

継母「どうかしら」

にんまりと笑ったその顔は、底知れぬものを秘めているようで、恐ろしくなる。

美しいのに、恐ろしい。若そうなのに、年寄りのような……不思議な女性だった。

ゲイリー「……森を焼き払ったのは、おまえだな。 罪もない仲間や、森の動物達が犠牲になった。何をしたのかわかっているのか」

継母「ええ、わかっているわ。けれど、本当に話したいのはそのことじゃなくて……その呪い、でしょう?」

深紅の唇がゆっくりと弧を描く。

余裕ぶったその様子に、ゲイリーさんは唇を噛みしめ、怒りと憎しみをあらわにした…―。

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