太陽9話 微笑み

国交復活祭の会場を後にすると、私と女の子はディオンさんに連れられ、、城の裏にある花畑へとやってきた。

子ども「わあ……っ」

さきほどまで泣いていた女の子は、嬉しそうに笑っている。

〇〇「あの……いいんですか? お祭り……」

尋ねると、ディオンさんはこの上なく優雅に微笑む。

ディオン「どうお思いですか? 夢の姫君」

〇〇「え……っ」

(ここはもう、公式の場じゃないのに……)

私の頬を、ディオンさんがそっと撫でる。

ディオン「頬が熱い……熱がおありなのではないですか? それとも…-」

そこまで言って、ディオンさんは私の顎をそっと持ち上げ、

ディオン「……俺に惚れたのか?」

〇〇「……っ!」

からかうような微笑みがその顔に戻った時……

私はなぜか、とてもほっとしたのだった…-。

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