太陽7話 魔法の瞳

私を抱きしめるディオンさんの肩越しに、美しい月が輝いている。

〇〇「ディオン……さん」

ディオン「何だよ」

(心臓が壊れてしまいそうだから、そろそろ離れてほしいんだけど……)

続く言葉を言えずにいると、ふと気がついたように、ディオンさんが腕をほどく。

ディオン「そうか……こうしていると、お前は逃げてしまうんだったな」

〇〇「いえ、逃げるなんて……」

ディオン「じゃあ……もう少し、こうしていたい。 ダメか?」

瞳を覗き込まれると、私はなぜだか身動きがとれなくなる。

それを了承と取ったのか、ディオンさんは嬉しそうに微笑んで、私を抱きしめた…-。

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