太陽6話 思いがけない贈り物

クリスマスの街をコロレさんと並んで歩くだけで、それが特別なことに思えて心が知らずと弾んでいく。

コロレ「あ……〇〇さん、寒くない?」

〇〇「はい、少しだけ……あったかくしてきたつもりなんですけど」

コロレ「実は、クリスマスプレゼント……用意してきたんだ」

コロレさんは私の首に手を回して、ふわりと暖かなものでくるんだ。

それはまるで、ミルクティーのような柔らかなベージュのストールで…-。

〇〇「あれ? これって……」

既視感に顔を上げれば、目の前のコロレさんも同じストールを首に巻いている。

コロレ「ふふっ……お揃い」

首元のストールに手をあて、コロレさんが照れくさそうに微笑む。

〇〇「ありがとうございます。嬉しい……」

いつも暖かそうなストールを巻いているコロレさんにお揃いのものを贈られて、なんだかくすぐったい気持ちでストールを撫でる。

コロレ「よかった。〇〇さんによく似合ってる」

〇〇「コロレさんも、似合って……ます」

私達は視線を交わして笑い合うと、再び街の中へと歩みを進めた…-。

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