太陽6話 犯人の正体!

沈んでいく夕陽が、私の頬を照らす…-。

リド「わかったかもしれねえ! ……まだ確証はねえけど」

(……どういうことなんだろう?)

戸惑いながらも、私はリドについて城の外に出てきた。

(あれ? ここって……)

〇〇「リド、ここは…-」

彼に尋ねようとした、その時だった。

リド「……いた」

不意に鋭くなった彼の視線の先を追う。

リド「犯人は……お前だ! ……たぶん!」

リドが人差し指をぴしっと差した、その先に…-。

猫「……なー」

〇〇「えっ」

リドの手を引っ掻いたふくよかな猫がどすんと座っていた。

〇〇「この猫が、犯人……?」

退屈そうに欠伸をする猫を見て、私は目を瞬かせる。

(なんだろう、やっぱり何か違和感が……)

その違和感の正体を掴み切れずにいると、リドが猫に一歩近づいた。

リド「逃がさねえぞ」

猫「なー」

猫はリドを挑発するように、野太い声で鳴く。

リド「……」

猫「……」

少しの間、リドと猫が睨み合い…-。

猫「な~~~~~~~~!!」

猫は大きな鳴き声を上げた後に、猛然と走り出す。

(……逃げた!)

リド「あ、こら待てっ!!」

夕陽に照らされながら、私達は猫の後を必死に追いかけた…-。

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