第1話 王子様になりたい!

青い空が天高く澄み上がったある日のこと…―。

私達は変わらずトロイメアを目指す旅を続けていた。

すると……

メディ「おや? 誰かが道の向こうで倒れているようだよ」

アヴィ「ユメクイに襲われたのか!?」

急ぎ、その場に駆けつけてみれば、目に入ったのは…―。

ルーク「ぬいぐるみ……でしょうか?」

○○「こんな道端に……?」

??「うぅぅ……ここは?」

○○「!!」

アヴィ「ぬいぐるみが……動いた!?」

ナビット
「違うよ! ぬいぐるみじゃないよ、僕はポケットランドのナビット♪ 不思議な光に包まれたかと思ったら、今ここで目が覚めたんだ!」

メディ「ナビット……ナビ君のお友達かな」

○○「ポケットランド?」

ナビット「世界中から衣装やインテリアのお店が集まってきている、とっても素敵な場所だよ!」

ナビットくんは、胸を反らし得意げに口にする。

ナビット「あ……」

ナビットくんがアヴィをまじまじと見つめている。

ナビット「……あれ? あなたはあの時の素敵な王子様!?」

アヴィ「俺のことか……?」

○○「アヴィ、この子のこと知ってるの?」

アヴィ「……ポケットランド……確かに、前にそんな場所に迷い込んだような記憶が……」

アヴィが考え込みながらナビットくんを見る。

するとナビットくんの目が、見る間にキラキラと輝き始めた。

ナビット「ねえ! 僕も王子様になりたい! 王子様にしてよ!!」

アヴィ「王子に!?」

○○「……!」

その場にいた一同が、ナビットくんの突然の言葉に瞳をまばたかせる。

それが、突然現れたポケットランドからの使者、ナビットくんとの出会いだった…―。

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