月6話 初めてのクリスマスデート

たくさんの人で賑わう街を、私達は歩き始める。

〇〇「どこへ行きましょうか?」

お店のショーウィンドウを眺めていると、コロレさんが私の肩に優しく手を乗せた。

コロレ「いろいろ考えてきたんだ。僕に任せてくれる?」

いつもの穏やかな口調なのに、どこか力強さを感じて……

意識してしまう自分が恥ずかしくて、そっと彼から視線を逸らす。

コロレ「あのね、なんていうか……その」

自分の耳たぶに触れながら、コロレさんは続ける。

コロレ「今日はね、僕が貴方を喜ばせたいんだ。できるだけ……たくさん」

(こうしてクリスマスに一緒にいられるだけで……もう充分、喜んでいるのに)

コロレ「あ……手、繋いでもいいかな」

コロレさんは頬を染めながら言うと、長い指を差し出してくる。

〇〇「は、はい……」

その手に自分の手を重ねると、ぎゅっと握られる。

彼の手から伝わってくる温もりが胸の鼓動を高めていくのを感じながら、私はその手を握り返した…-。

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